フォントと表現力
フォントというのは、単なる文字のデザインに終わらない、素晴らしい表現力をもっています。
試しに、同じ文字列でもまったく違うフォントで、表現してみましょう。受ける印象が、それぞれのフォントによって、全然違ってくることに気がつかれるのではないでしょうか。
これをうまく利用しているなと顕著に現れているのが、企業や選挙ではないでしょうか。企業のネームのロゴデザインも、フォントが関連しています。たとえば、高級ブランドであれば、一流の製品とその確かさ、企業としての伝統などが前面に出るようなフォントで企業名を打ち出しています。
また、選挙においては、アメリカ大統領選挙などでよくみられる「スローガン」のフォントが、記憶に新しいところではないでしょうか。オバマ大統領が打ち出していた「change」などのスローガンのフォントが、もしも、丸っこい可愛らしいキャラクター性のあるフォントだったら、国民はオバマ氏に対して、大統領にふさわしい人物だという印象はもてなかったでしょう。オバマ陣営は、スローガンのフォントを、「信頼」と「親近感」、双方から国民に訴えるフォントを採用し、選挙にもよい印象で勝つことができた、といえるのかもしれませんね。
フォントの表現力というのは、このように侮れないものがある、といっても過言ではありません。
参考:フォントの選び方